英語の水準の書き方は、会社ごとにも求人ごとにも違います。リゾバ.comのページには水準の区分表示が見当たらず、ダイブの求人票では「日常会話程度」「ビジネスレベル」と書き分けられていました。求人票の業務内容に英語の場面が書かれていないこともあります。英語を使う相手、場面、頻度、確認の方法を応募先に聞いて記録してください。点数の基準は、今回開いた各社のページに見当たりませんでした。
リゾバ.comなど3社のページに、英語の水準の区分は見当たらない
英語が必要かどうかは、職種と募集で違い、一律には言えません。分からないまま応募せず、使う場面を応募先に聞いて決めます。
リゾートバイトの募集で英語がどう書かれているかを整理し、応募前に何を聞くかをまとめます。
法令で決まる話ではなく、各社の案内と求人票の書き方が中心です。個別の募集の条件は、応募先で確認することが前提です。
リゾバ.comの「英語力必須」のページを開くと、英語に関する表示は、求人を絞り込む「英語力必須」と、英語力を伸ばせることを示す「英語力アップ」のタグでした。英語力を初級・中級のように分ける表示は、このページに見当たりませんでした。
英語が不要な募集についての説明も、ページにはありません。同社のよくある質問にも、英語の項目は見当たりませんでした。
リゾートバイト.comのよくある質問は、必要なスキルや経験を聞かれた質問に対し、フロント希望なら英語が話せる、レストランのホール希望なら接客経験など、有利に働く職種もあると答えています。必須とは書いていません。
アルファリゾートのコラムは、登録時に英語が使える仕事をしたいと伝えると、条件に合う求人を選んでもらえると案内しています。このコラムにも、英語力の水準や必要な英語力の記載はありませんでした。
タグや絞り込みの条件はあっても、どの程度の英語かは、リゾバ.com・リゾートバイト.com・アルファリゾートのページから読み取れませんでした。水準が書かれているとしたら、求人票の中です。
求人票では、「日常会話程度」と「ビジネスレベル」が書き分けられていた
リゾートバイトダイブの求人票で、英語の記載を確認しました。
2026年11月2日に開いたのは、旅館のフロントと、京都のホテルのフロントです。
どちらも開いた時点で「募集終了」と表示されていて、現在の募集条件ではありません。書き方の例として読みます。
| 求人 | 「対象の方」欄 | そのほか |
|---|---|---|
| 旅館のフロント(求人番号160350) | 未経験OK、英語が日常会話程度話せる方 | 条件タグに「英語を使う機会あり」。「業務内容」欄には英語を使う業務の記載なし |
| 京都のホテルのフロント(求人番号132828) | ホテル旅館でのフロント経験がある方。英語の語学力がビジネスレベル程度、必要 | タイトルに「英語必須案件」。条件タグに「英語を使う機会あり」。「業務内容」欄に英語の記載なし |
同じダイブの求人でも、英語の水準は求人ごとに違います。
英語の要件は独立した項目ではなく、「対象の方」の欄に書かれていました。どちらの求人も、英語を使う場面は「業務内容」欄に書かれていませんでした。電話やメールの対応は業務内容に並んでいましたが、それが英語かどうかは読み取れません。
京都の求人のページには口コミ欄があります。投稿者の一人は、ビジネス英会話と日常会話ができるレベルと書いています。
口コミは個人の投稿なので、そのまま求人の条件と同じとは言えません。ただ、求人票の文言に加えて、実際の場面を応募先に聞く理由にはなります。
英語を使う場面は、職種で違う
ダイブの英語のコラムは、職種ごとに英語の使い方を説明しています。フロントは、海外の旅行者が多い施設では英語を使う機会が多く、周辺の観光情報を英語で説明できるよう、人気スポットを把握しておくとよいと書いています。仲居は、着物を着るため外国人から話しかけられることもあるという説明です。
レストランサービスについては、未経験でも挑戦しやすい一方、配膳などで忙しく、外国人客との会話が少ない場合もあるので、事前に確認するよう勧めています。同じダイブの別のコラムの4段階では、飲食・小売は「ほぼ不要」の行に入っていて、レストランの勤務者の口コミには、英語が必須だったという投稿もあります。職場による差が大きいと読めます。
ダイブは別のコラムで、英語の必要度を「ほぼ不要」「日常会話」「ビジネス」「ネイティブ級」の4段階で整理しています。ホテル・旅館のスタッフは、このコラムでは日常会話の段階に分類されています。
この4段階はコラムが独自に分けたもので、求人票の表記とは別の整理です。前の節の京都のフロントは「ビジネスレベル程度」と書かれていて、コラムの分類とは一致しません。個別の募集がどの段階に当たるかは、コラムからは分かりません。
フロントは英語の機会が多く、レストランサービスは少ない場合もあると、ダイブのコラムは職種ごとに書き分けています。職種の中身は職種別の仕事内容で整理しています。外国人観光客が多いエリアの探し方は、エリアの選び方に書きました。
英語を学べる制度は、応募条件とは別の話
ダイブとアルファリゾートは、働きながら英語を学べる制度も案内しています。ダイブのコラムは、就業3か月以上の人がネイティブキャンプのオンライン英会話を無料で受けられると書いています。1レッスンは最大25分という記載です。
アルファリゾートのコラムは、3か月以上の勤務でオンライン英会話レッスンの無料キャンペーンを使えると案内しています。
同社は、あいさつ程度の英語でも始められる初心者向けのレッスンがあるとも書いています。
アルファリゾートの「オンライン英会話」のページには、対象となる就業期間の記載は見当たりませんでした。期間の条件は、コラムのほうに書かれています。
この制度は、英語を学ぶ人を支える案内です。応募条件の水準は、この案内からは読み取れません。
学習制度があることと、応募に英語の条件があることは、分けて確認します。「3か月以上」が契約の期間なのか、実際に働いた期間なのかは、コラムからは読み取れません。契約の前に確認してください。
応募先に聞く項目
求人票には水準の言葉があっても、場面は書かれていないことがありました。
聞く相手は、登録のときの担当者か、応募先の窓口です。聞く時期は、応募を決める前です。電話でもメールでも、答えを文面で残せる方法が向いています。聞き方は、「フロントで英語を使うのは、どんな場面が多いですか」のように、場面を尋ねる形にします。
聞く項目は、次のとおりです。
| 聞くこと | 理由 |
|---|---|
| 英語を話す相手は、宿泊客か、同僚か、取引先か | ダイブの求人票は、英語の要件を「対象の方」欄に書いていました。業務内容の欄には場面が書かれていませんでした |
| 英語を使う業務は何か。電話やメールも英語か | 業務内容に電話・メール対応があっても、言語は読み取れません |
| 1日のうち、英語を使う場面はどのくらいか | 配膳などでは、外国人客との会話が少ないとダイブのコラムが書いています |
| 求人票の「日常会話程度」は、具体的にどんな場面を指すか | 水準の言葉は求人ごとに違います |
| 英語力の確認は、面接や書類で行うか | 入ってから初めて試されることがないよう、確認の方法を知っておくため |
| 英語が話せない場合、配置は変わるか | 話せなかったときにどうなるかを、事前に知っておくため |
聞いた答えは、求人票の文言と並べてメモに残します。「英語を使う機会あり」というタグだけでは、働く人が実際に何をするのかは決まりません。面接で聞かれることは面接で聞かれることに、応募前の確認は応募前の注意点にまとめています。
英語に自信がないときは、聞いて決める
英語に自信がないときは、求人を探す段階で、「英語を使う機会あり」のタグが付いていない求人から見ていく方法があります。ただし、タグの有無で英語を使わない仕事と決まるわけではありません。リゾバ.comのページには、英語が不要な求人についての説明がありませんでした。
今回開いた各社のページには、英語力の点数による基準は見当たりませんでした。点数の目安は、ここでは書きません。自分の英語がどの場面なら足りるかは、応募先に場面を聞いて、自分で決めます。
答えがはっきり返らない募集は、別の募集と並べて比べて構いません。聞いて答えが返ってくる募集を選ぶのが、確実です。
英語を使う仕事を選ぶ場合も、避ける場合も、使う場面を聞いて、答えを記録する流れは同じです。
この記事で参照した情報
- リゾバ.com 英語力必須のリゾートバイト求人情報 ↗最終確認:2026/11/02
- リゾバ.com リゾートバイトでよくある質問 ↗最終確認:2026/11/02
- リゾートバイトダイブ:英語を活かせるリゾートバイトとは?おすすめのエリア・職種をご紹介します ↗最終確認:2026/11/02
- リゾートバイトダイブ:外国人と関わる仕事13選|英語なし・未経験OK ↗最終確認:2026/11/02
- リゾートバイトダイブ:【ねぎや陵楓閣】【フロント・ベル】の求人(求人番号160350) ↗最終確認:2026/11/02
- リゾートバイトダイブ:【翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都】【フロント・ベル】の求人(求人番号132828) ↗最終確認:2026/11/02
- アルファリゾート:英語を活かしてリゾートバイト!語学力UPならアルファリゾート ↗最終確認:2026/11/02
- アルファリゾート:オンライン英会話 ↗最終確認:2026/11/02
- リゾートバイト.com よくある質問 ↗最終確認:2026/11/02
法令や各社の案内は改定されることがあります。労働条件は求人ごとに異なるため、実際の条件は応募先から示される書面と公式の案内でご確認ください。